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GRIT やり抜く力 あらすじ

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GRIT やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める究極の能力 著者 アンジェラ.ダックワース

はじめに

若者が軍隊に入って苦しい訓練をしていて毎日何人かずつ辞めて行った。中には能力が優れた者も数多くいた。それをみて困難に対する力は才能とほとんど関係がない。才能があってもそれを生かせるかどうかは別の問題である。

進化論のダーウィン曰く

ダーウィンも自伝で「頭のいい人の中には直感的な理解力に卓越している人がいるが私にはそうした能力はない」「私は優秀な数学者や哲学者にはなれなかっただろう。記憶力も平均点以下である」「私は自然科学において尽きぬ情熱を持ち続けている」

世間の評価

人は同じ能力なら努力家より天才を評価してしまう。華やかなイメージの方が印象がつきやすい。天賦の才に対するエコひいきは私たちの中に潜んでいる偏見の一つです。

努力と才能の達成の方程式

最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動を積み重ねた結果として生み出される。それは本人が意識的に習得する数々のスキルや、試行錯誤する中で見出した方法などが、周到な訓練によって叩き込まれ、習慣となり、やがて一体化したものなのだ。やっていることの一つ一つには特別なことは何もないが、それらを継続的にただしく積み重ねでいくことで生じる相乗効果によって、卓越したレベルに到達できる。

才能×努力=スキル スキル×努力=達成

達成を得るには努力が2回必要である。

圧倒されると才能が凄いと思ってしまう

わけのわからないパフォーマンスを目にすると天賦の才能だ!教わってできることじゃないと思ってしまう。そのように神格化してしまった方がラクなのです。努力の大切さを深く考えなくなってしまう。

ニーチェ曰く

偉業を達成した人のことを職人と考えるべきだ。達人たちは熟練工の如き真剣さで一つ一つの部品を正確に組み立てる技術を身に付ける。その上で壮大なものを創り上げる

物凄くがんばるのはやり抜く力とは違う

何度やっても駄目だったら別のやり方を試す事。しかし重要度な高い目標は安易に妥協しない方がいい。どんな長いみちのりでも回り道はつきものである。2019年のイチロー選手の引退会見で「今思えば回り道こそが最短の近道だった」と言っていました。

IQと偉大な功績は関係がなく、偉大な人と普通の人の違いは動機の持続性である。ローマは一日にして成らず 継続は力なりという言葉が当てはまります。

やり抜く力は伸ばせる

やり抜く力は遺伝子と経験の影響を受けるがそれだけではなく、複数の要因がある。育った時代の文化的影響を受ける。年上ほどやり抜く力が強いデータがある。環境が変わると一瞬で自分が変わり、やり抜く力が伸びることがある。興味、練習、目的、希望の4つの要素がやり抜く力を伸ばす要因です。ジェフベソスも「何をするにしても自分のやっていることに情熱を持ってない限り長続きはしないことがわかるでしょう」と言っています。

やり抜く力の強い人は普通の人よりも一つの事にじっくりと取り組むことがわかっています。しかし一方で何十年も同じ仕事をしていても中程度のレベルに留まっている人がいる。これは成功者は「カイゼン」を行い続けています。この「カイゼン」は日本の製造業を支える基本原則であり、アメリカのビジネスにも影響を与えた。

1万時間の法則は目的を持って意図的に練習しないと上達しない。やり抜く力の強い人は意図的な練習を多く行いフロー体験も多い。

成長思考をすると楽観的になり、粘り強くなる。心が折れそうになった時は他人のアドバイスを借りて立ち直る。

ビルゲイツは

ビルゲイツはマイクロソフト社でソフトウェアプログラマーの採用に関わっていた頃、IQやプログラミングスキルの高さよりも、課題を最後まで粘り強く黙々と最後までやり遂げたプログラマーを採用していた。

まとめ

持っている能力を十分に発揮するにはやり抜く力がいかに重要かが書かれています。才能にこだわっているとこの単純な真実を見失ってしまいます。やり抜く力は筋肉のように鍛えることができます。やり抜く力は幸福感や健康と比例します。この本を読んでこの言葉を思い出しました。天才とは1%の才能と99%の努力である。370ページ程ですが難しい内容ではないのでスラスラ読めます。3時間ちょっとで全部読めます。

著者 アンジェラ.ダックワース

ペンシルベニア大学心理学教授 近年アメリカの教育界で重要視されているやり抜く力の第一人者。

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