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脳が冴える15の習慣 築山節 あらすじ

この記事は約7分で読めます。

脳が冴える15の習慣 記憶、集中、思考力を高めるを読みました。

はじめに

多くの現代人がいつの間にか脳の力を衰えさせている。そのことに気ずかずに脳を働きにくくさせる方向に進んでしまっている。すべてを変える必要はなくいくつかの有効な習慣を身につけるだけでいいのです。その内容が書かれています。

生活の原点を作る

朝はちゃんと決まった時間に起きて太陽の光を浴びる。脳にもウォーミングアップが必要なので手、足、口、を動かす。挨拶や、ラジオ体操はやっぱり良いと感じました。

集中する

仕事もだらだらしない。長い時間仕事をしていることに安心して就寝時間も遅くなり、生活習慣が乱れると脳が働かなくなる。時間の制約を設けて重要度を判断するとよい。これは真面目で完璧主義者ほど注意する点です。

睡眠の意義

よく物忘れする、思考がうまく整理できてない人は睡眠不足の人が多いです。記憶の定着、思考の整理は起きているときより寝ているときの方が進みやすい。起きているときは外部からの影響が避けられず思考が常に働きます。寝ているときは外部からの情報が遮断されるため一時的に保存していた記憶を永続的に保存したり思考を整理したりする。眠い頭をカフェインでごまかしながら無理をすると長期的には能率は上がりません。夜は思考系の中枢である前葉頭が疲れていて感情系が優位に立ちやすくなっているので冷静な話になりにくいです。
睡眠時間は最低でも6時間できれば7時間半は寝るようにしましょう。
朝と夜の活動はパターン化されて良いのです。布団に入ったら足の指から順に足、腰、背中、手の指、腕、肩、首と意識して力を抜いていきましょう。これはアメリカの軍隊でもやっているどんな時でも寝れる方法です。
カフェインの効果はカフェインを摂取すると脳が興奮した状態が7時間は続くので夜11時に寝るのであれば夕方以降のカフェインの摂取は控えましょう。

脳の持続力を高める

現代人は脳のタフさが欠けている。
脳の基礎体力は日常的な雑用を面倒くさがらずに片付けることで鍛えられる。
小さな雑用を毎日積極的に片付けているとその程度の事ならめんどくさいとは感じなくなってきます。同時にイライラも押さえやすくなる。これは脳の中で感情系に対して思考系の支配力が強くなったことを意味しています。
そうすることで無理なく問題解決能力の高い人になっていくことができます。
例えば部屋を片付ける時のことを想像してみると、どこから何から片付けるかを選択して物を捨てるか取っておくか判断する。しまうとしたらどこにしまうかを考える。その選択判断を効率的に並べて部屋を機能的に整理していく。実際、前頭葉機能が著しく低下している人は片付けができなくなります。何をどこにしまえばいいのかを考える力が弱いので必要なものまで捨ててしまったり、ごちゃごちゃにしまってしまったりする。

問題解決能力を高める


1日の行動予定表を書いてその日にやるべきことを当日の朝か前日の夜に書いて並べてみる。書かなくても分かると思われるかもしれませんが書いてみると行動を意識して行う力が強くなり、忘れ物をしたり失敗することが少なくなります。
行動予定表を作ることで時間の制約を意識させるきっかけにもなってくれます。それを予定通りに実行できたかをチェックする習慣を持つとさらに良いです。
予定通りに実行できた時には満足感が発生し、それが意欲の向上につながります。
問題解決に至るプロセスを書く。まずは問題解決のゴールを設定しそこに至るまでのプロレスを大筋で考えてみる。それを書きながら考えると主要な手順やその前後に発生してくる作業選択判断の場面が見えやすくなります。
頭で考えるよりも書くことが大切です。脳の中で組み立てようとしている情報を視覚化するのはいいことです。
パソコンやインターネットを使っていると「次はこうしてください、イエスですか?ノーですか?よろしければこのボタンを押してください」という風に行動の組み立てはコンピューターの方で用意してくれて、自分は取捨選択するだけのナビゲーション社会になっている一面があります。
現代のような時代だからこそ書きながら考える、書いて確認する、というアナログな習慣がより大切になっています。
整理思考の性質は物の整理に現れる。要領のいい人ほど整理を怠る。世の中には羨ましいほど要領のいい人たちがいて比較的初歩的な仕事であればそんな整理をしなくても直感力と応用力の高さでなんとなくできてしまう。学生時代で言えば計画的に勉強しなくても試験では結果を出せるようなタイプで、そういう人たちは整理しないぶん仕事が早いので若い頃には優秀に見える場合があるが、そういう時は若いうちだけです。歳がいくほどボロがでてきます。これは若い頃からの成功体験があるのでなかなか変えられないです。混乱して時間が足りなくなるほど細部を端折って時間を短縮しようとするのでますます混乱し、無駄な動きが多くなってさらに時間が足りなくなる。そうして深みにはまっていくパターンがあります。
忙しい時ほど身の回りのものを整理することを優先させてください。

注意力を高める

目のフォーカス機能を使って1時間に1回は目をよく動かすことです。
窓から遠くのビルを眺めたり、雲を見たり飛行機を見たり散歩して犬を見たり周りの景色を見たりして平面だけでなく立体的に目を動かしましょう。
パソコンを見たり平面だけでものを見て目を動かさない人はどうしても同じ事をしつこく考えがちになり、時としてこういう人は皆がとっくに忘れているような問題を突然思い詰めたように語りだして周囲を驚かせることがあります。

記憶力を高める

人に伝えることを前提として情報をとる。使える記憶を増やすためには、いつか出力することを前提として意識的に情報を取ろうとしていることが大切です。
メモを取りながらテレビ番組を見て仕事に限らず私生活の中でも話のネタになることはないかと考えて常にレーダーを働かせていると、使える記憶が増えて、また情報を意識的に取る能力が高まります。
ブログを書くことも脳にとっては良い習慣です。人に読ませるからには言葉の羅列ではなくある程度整理された文章になっていなければなりません。それを書くには確実に脳の中の情報処理が必要です。どうやったらこの話をよりわかりやすく人に伝えられるかということを工夫する事が脳にとても良いです。

表現を豊かにする

話を膨らませることができるか。表現力豊かに話そうとすることは脳機能を高める上で非常に有効です。どんな物事でもいろんな側面から見て説明ができる事が脳にとって良いと思います。
伝わらないのは相手が悪い、という考えは持たない方がいいです。
そういう悪い頑固さは前頭葉の力が落ちて変化に対応するのが辛くなっているからかもしれません。
なぜ伝わらないのかそれを考えながら話す。また理解してもらえなかったら理解してもらえるように話すという習慣を持つことが大切です。
相手の身になって考えることは前頭葉を鍛える有効な訓練になります。
例え話を織り交ぜながら話すと脳が総合的に鍛えられます。

脳を健康に保つ食事

高血圧は脳の働きを低下させる。
流れの速すぎる川には苔が生えません。これは水がたくさん流れていてもそこから栄養が取れないからです。また、枝分かれした管に水を勢いよく流すと細い管には水が流れにくくなります。高血圧になるとそれと同じことが脳で起こってしまいます。記憶力が良くなる食材はこちら

脳の自己管理

失敗は脳からの警告。
小さな失敗の中にこそ大きな失敗を未然に防ぐ警告が含まれています。
失敗を分析する時大きな失敗に注目してもなかなか原因が見えてきません。大きな失敗の中にはいろいろな要素が含まれているので本質的でない要素に注目してしまいがちです。それよりも日常的によくする小さな失敗から注目していく方が本質に近づきやすいでしょう。

想像力を高める

ひらめきは余計な事の中にあります。活動をマルチにしよう。クリエイティブな才能は脳の総合力。常にどこかにヒントを求める。全くの無から有を生み出せるとは思わないこと。常にどこかにヒントを求め、情報の組み合わせとしてアイデアを考えようとすることです。クリエイティブな才能というのはその組み合わせのセンスや他の人が目を向けていない意外なところから情報を取ってくる力だと思います。

まとめ

この本を読んで書かれている内容は、わかりやすいが現代社会でそれを応用しようとするとなかなか難しいと感じました。PCとか ITが発達してパソコンでの作業が長い時間かかったり、外で運動する機会や外に出て散歩する機会とかが減ってきているのでどうしてもここに書かれている脳の機能を良くするような行動が取れていない。一番びっくりしたのは要領よくこなしている人の脳は脳にとって良くないっていうくだりで、脳機能が高いから要領良くこなす事ができてると思っていたが、脳にとっては良くないみたいです。
ただここに書かれていることをする全てやる必要はなく、そこから更にアレンジして自分に合った習慣を考えていくのが良と思います。大切なのは納得して自分の意志で長く続けていくことです 。脳にとって悪い習慣の本も出でいますが、悪い事を意識するとどうしても悪い方にひっぱられてしまうので、本書のようないい事ばかり書かれた本を読む方が効果的だと思います。

著者  築山 節(つきやま たかし、1950年 – )は、日本の脳神経外科専門医

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