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フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー L スコット あらすじ

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ジェニファーがロサンゼルスからパリにマダムシックの家にホームステイして、ホームステイ先で学んだこと、人生の生き方について書かれています。

フランス人は全く間食はしない。フランス人は食べながら歩かない。歩いている人がいるとしたらその人は観光客です。どうしても間食したいなら時と場所をわきまえて、きちんとマナーを心がけましょう。例えばカフェに入って席についてカプチーノとクロワッサンでも。間食をしないことで一日三食を大事にする。

健康的な食事のために少しお腹をすかせること。

こまめに水を飲んで水分補給する。

バランスのとれた食事作りを大切に。食材は豊富に取り揃えておく。

ジェニファーはパリに来てマダムの料理を取って毎日の食事をあんなに美味しいと思ったことはなかった。朝食はトースト、バゲット、何品かの料理が並ぶ。昼もしっかり食事を摂る。夕食は3皿のコース料理、ローストチキン、ポタージュ、サラダ、デザート、チーズなど毎日で最初「こんな食事をして太らないかな」と思ったが家族の人は誰も太っていない。まさにフレンチパラドックス(フランス人は乳脂肪消費量が多いのに心臓病や肥満度が低い)を体験した。アメリカでは「クリームがたっぷり入ってそう。明日はジムに行かなきゃ」「この料理はいったい何カロリーなのかな?」と気にするがフランスではそんなことを心配して食事をする人は一人もいなかった。スタイルが悪くなるから「あれもダメ、これもダメ」と我慢しているとストレスで逆に食べ過ぎてしまう。でも食べることを楽しみつつ適量を守ればそれほど心配することはないことを学んだ。

食事の時は iPhone を見ながらなど、ながらで食事はしない。そうすると食に対する姿勢が健全になり良いものを食べようとするようになる。

料理を作る際、料理の盛り付けはとても大事。盛り付けが美しいと目でも味わいながらゆっくりといただく。食べ過ぎも防ぐことができます。丁寧に料理すると食事の時にも食事を大切にするようになります。

マダムボヘミアンの家にホームステイした時はマダムが建物の上階に住んでいて、エレベーターも無い。毎日レベレーターなしで階段で生活しているのにびっくりしました。なのでマダムの家族は健康そのものだった。

買い物もスーパー一つで済ませるのでなく、肉屋、八百屋、パン屋と一軒一軒回って買い物していた。マダム曰く「それぞれ専門店で買い物する方が良いものを買えるから」

暇な時も活動的にする方が良い。寝転がってテレビを見たりポテチを食べるのではなく、外に出て散歩して近くの小さなお店を発見したり、挨拶したりして常に体を動かすように心がけた方がいいです。

マダムは経済的な余裕があってもプロに掃除を頼んだりせず全て家事を自分でこなしていました。

ホームステイ初日、部屋に案内されてびっくりした。部屋は素敵だけどクローゼットの小ささにびっくりしました。フランス人は10着のワードローブの着回しで事足りていました。これはフランス映画を見ていても分かった。映画の中では数ヶ月経っているのにヒロインが着ていた服は全編通してたった3着でした。これを学んで似合わない服、着ていない服、質の悪い服とおさらばして自分らしさを表現してくれる大切な服ばかりにすると良いです。こうやって処分して10着のワードローブで過ごしてみると気づきました。朝クローゼットの扉を開けるたびに嬉しくなる、買い物欲が治まってきた、服がくたびれてくるタイミングが分かるようになった。整理すると結果的にいい服ばかり着ることになる。「家族や恋人からのプレゼントだから」「モデルやセレブが着ているから」というのではなく自分が本当に好きな服、似合っている服、自分がどういう人間かを表現してくれる服を着ましょう。

美肌のためにいつも水を飲みましょう。フランス人は寝る前と朝起きる時は大きなグラスで水を飲み、さらに一日中、何杯もの水を飲む。これはスリムでいられるためのコツでもあります。ジュースやフラペチーノと違ってカロリーがゼロだからです。お酒の量も減らすべきです。マッサージを定期的に受けるのも良いです。

フランスの女性は姿勢が美しい。女らしい印象の決め手はやはり姿勢の美しさです。気持ちも前向きになります。姿勢は環境にも影響されます。なので部屋などもきれいに片付けましょう。散らかっているとだらしなくなります。

フランスの女性は爪も短い。髪の毛のスタイルもシンプルなので髪の手入れに時間をかけないので1日の中で自由な時間があります。

アメリカ、フランスのニュースキャスターを比べて、アメリカは派手なメイクと服装だが、フランスはミニマルでシックで洗練されている。

パジャマに関しては、ジェニファーは穴あきスウェットを着ていたが、フランスのマダムに「どうして穴あきのスエットを着ているの?」と言われフランス人はパジャマでも手を抜かずちゃんとしたものを着ていたので、次の日に新しいパジャマを買いに行った。
下着もマダム一家はデリケートで高級なもの、ジェニファーはスラングがプリントされたもので恥ずかしい思いをしました。一番良いものを普段から使うというポリシーは生活のあらゆる面に及んでいました。

食器も結婚祝いや記念日に頂いた素晴らしい食器は普通なら特別な日だけに使って普段は箱に直してしまって、安い食器を普段使いするが、マダムは日常使いに立派な食器を使うのでいつもの食事が贅沢な感じがする。ありふれた日常が特別になって人生がもっと面白くなります。

マダムの家はきちんと整頓されていて散らかっているものはなかった。家族全員が決まりと規律のある暮らしをしている。そのため家族全員が片付けをする仕組みを考えている。みんなが協力することが大事です。きっちり片付いた家で暮らしていると、とても満たされた気持ちになります。綺麗に片付いた家に暮らすことは質の高い暮らしを心がけることでもあります。そんな毎日の積み重ねはやがって計り知れない程の見返りで報われるでしょう。

友人との会話の時も悩み事は何もかもぶちまけないように。相手の貴重な時間をもらうのだから話題はちゃんと選ぶ必要があります。相手の話にも耳を傾けましょう。友人が打ち明け話で暗いムードになったら相手に合わせて一緒に同情しない。相手が辛い思いをしているなら必要なのは力になることです。

長年連れ添ったパートナーでも恥ずかしい目の部分はさらけ出さないようにする。付き合いたての頃は、パートナーの目の前でおならをしたり足の爪を切ったりはしないだろう。いつまでもロマンティックな関係を保ちましょう。中には相手の目の前で眉毛を引っこ抜いたり、おならをしても平気な人がいるがそれは親密ではなく下品なだけです。

今持っているものに満足する。幸せとは欲しいものを手に入れることではなく持っているもので満足すること。新しいものを追い求める物質主義に踊らされないように。そうすることが繁栄や成功につながり、お金も貯まります。

フランスでは知性が高く評価されます。アメリカにいた時はゴシップ雑誌などくだらない番組や娯楽生活をしていた。パリに来てからは美術館に行ったり本読んだり留学生仲間と人生について語り合ったりしました。心のデトックスみたいな感じでとても充実した気分でした。アメリカではどこもかしこも誘惑で溢れていてフランスの時のように生産性のある生活を送るのは難しいです。周りに流されないようにするには自分の弱点を自覚して克服することが大切です。

教養を磨くためのアイディア
本を持ち歩いてできるだけたくさん読みましょう。紙の新聞を読みましょう。ネットニュースでは出会えないような示唆に富んだ記事にたくさん出会えます。ネットでニュースを読んでいるといつのまにかゴシップ記事などついつい誘惑されてしまいます。

ハリウッドの映画は見ない。ただでさえ2時間も時間は大切なのに暴力や爆破シーンは何のためにもなりません。ストーリーの面白い映画を見ましょう。

芸術に親しみましょう。美術館、演劇、バレエ、オペラ、舞台などどんどん出かけましょう。

語彙を豊かにしましょう。もし誰かに気取ってると言われても受け流しましょう。気取ってると言われたり、思われるのを恐れて知的レベルの低下に合わせる必要はありません。そんな馬鹿げたことを言う人は放っておきましょう。相手と無理して付き合う必要はありません。

テレビの時間を減らす。

旅行する。異文化に触れる事は教養を磨いて視野を広げるのに最適です。

フランスでは体温計はお尻の穴で測ります。くれぐれも口で測らないように。

新しいことを学ぶ。年齢なんて関係ないです。新しい一歩を踏み出しましょう。新しいことを始めるのは怖いかもしれませんがぬるま湯に浸かっていたような暮らしに大きな変化が起きるはずです。

パリのマダムの暮らしはささやかで毎日同じことの繰り返しだが、マンネリを楽しむ方法を見出していました。ささやかなことに喜びを見出すのは幸せな暮らしを送るための秘訣です。満ち足りてバランスのとれた生活を送れるようになります。無駄遣いをしたり食べ過ぎたり不健康な習慣に陥ったりしなくて済みます。

一つのことに心を集中させる。一日中慌ただしく過ごさないように気をつけましょう。たとえ時間がなくてもそのことをやってることに集中しましょう。思想家ダルフワルドエマーソン「人生は旅であり、目的地ではない」焦らず落ち着いて過ごすよう心がければ慣れないことにも進んで取り組めるようになります。ささやかなことにも喜びを感じやすくなります。

お楽しみは、ほどほどにお菓子やお酒など楽しい気分になれるなら堂々と楽しみましょう。しかし楽しみがエスカレートして悪い習慣にならないように。自分をだらしなく甘やかさないように。

マダムの家で暮らすうちに、ジェニファーは質の高い豊かな暮らしとはどういうものか実感することができました。そして衣食住だけでなく物の考え方や感じ方や姿勢についても多くのことを学びました。

食器にもこだわって食品にもこだわって品質の良いものを買うようにしましょう。ジャンクフードや外食についても考えるようにしましょう。消費者が商品を製造している企業が環境にやさしいビジネスを行っているかどうか、しっかりした企業の商品を求めれば企業側も消費者の愛顧を勝ち取るためにますます努力するでしょう。

著者 ジェニファー L スコット 南カリフォルニア大卒 パリにホームステイすることでシックなライフスタイルに目覚め、アメリカの物質主義に踊らされる生活に異議を唱える。それを一冊の本にまとめた本書は12ヶ国で刊行されベストセラーになる。

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