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七つの習慣 スティーブン・ R ・コヴィー あらすじ

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はじめに

本書は30ヶ国語に翻訳され3000万部のベストセラーで今なお売れ続けているKing of 自己啓発本です。ビルクリントンやガンジーの孫、多くの有名企業の社長などが讃えています。著者がIBM 社のマネジメント能力開発セミナーでの講義を通して、知覚やものの見方が人の行動にどう影響するかを研究した。その結果、状況を変えるには自分たちの知覚、物の見方そのものを変える必要がありました。そして成功の哲学書を過去200年分さかのぼって何百冊も読み漁り、あることに気づきました。最近の50年はモチベーションアップ、コミュニケーション力など短期的にテクニック力をつける方法だが、最初の150年は全く違った人格形成、原理原則に則った長期的成功法則であることがわかった。
短期的に習得するのでなく長期的な習慣によって成功法則を身につけた方が良いと考えた。まずは頭の中の考えを変える「パラダイム転換」をすることです。例えば天動説が広く信じられていた時に地動説を唱える。ニュートンが万有引力を発表。アインシュタインが相対性理論を打ち出したり、進歩するには既存の考えに留まるのではなくパラダイム転換すべきです。
見方を変えてあり方を変えるのです。しかし原則は変えるものではなく絶対的な存在であります。ここでの「原則」とは正義、公正、誠実、正直、尊厳です。まず自分がこの原則を身につけることが大事です。上っ面のテクニックではなく土台から人格を作り上げる考えである。人格を作り上げるには習慣が大事。習慣は何をするか、なぜするか、どうやってするか、そのやる気が大事です。
短期的な結果を求めるのでなく長期的に目標を目指します。まずは「依存」から「自立」を目指し、「自立」したら「相互依存」が最終目標です。

第一の習慣 主体性

人間として自分の人生に対する責任を取る。自分の価値に基づき行動する。自分の身に何が起きるかでなくそれにどう反応するか。人生の辛く厳しい経験によってこそ人格が形成される。困難な状況では「パラダイム転換」が起こることが多い。自分のものの見方がこの時に変わる。困難な状況においても主体的な人は自分から進んで状況を改善する行動を起こします。価値観に基づいて行動し現実を正しく認識し他人の気持ちや周りの状況を理解する。

反応的な人の特徴は人のせいにする、周りのせいにします。感情や気持ちに支配されている。

間違いが起こった時は次に悪影響にならないためにすぐに自分の間違いを認め、修正することです。具体的に約束は守る、人の模範になる、トラブルメーカーにならずに解決する人になる、争うことを止める、間違いがあれば素直に謝る、他人のせいにしない。

第2の習慣 目的を持って始める

道を間違っていればいくら急いでも目的地にたどり着きません。「原則」を目標にして生活すること。「原則」は変化しないので一貫した生活の中心になり得る唯一のものです。そうすると物事がバランスよく見えるようになります。「原則」を中心にミッションステートメント(自分についての憲法のようなもの)を紙に書いて実行する。注意することは、夫、妻、家族、お金、仕事、所有物、遊び、友人、敵、宗教、自己を中心にしてはいけません。

第三の習慣 重要事項を優先する

たとえ嫌なことでも、人がやりたくないことであったとしても、それが目標達成に必要なら率先して自ら実行に移す。欲望や感情に左右されることなく価値観に基づき行動することです。重要な事柄を、時間に余裕を持って取り組むことを意識して、行動するようにしましょう。重要なことは慌ててしてはいけないです。時間に余裕を持たせることで効果的な自己管理ができます。問題が発生する以前にそれを防ぐ行動をとっているのです。

前もって行動するにしても大事なのは時間管理です。この章では時間管理のノウハウも詳しく説明されています。

重要事項を、時間に余裕をもってするにも、時には一人でできないことが物理的に発生する。その時には他の人に任せる必要がある。自分でやるときには「能率」を考え、人に任せる場合は「効率」を考えるべきです。人に任せるノウハウも著者は丁寧に説明しています。人に任せると最初はスピードも遅いしミスもするが、一人前に育った時には何倍もの利益をもたらしてくれるので初期投資と思って我慢強く成長を見守るようにしましょう。

人と信頼関係を築く六つの事柄

1.相手を理解する 2.小さな心遣いと礼儀を大切にする 3.約束を守る 4.期待像を明確にする 5.誠実になる 6.間違った時は素直に謝る

人と人との間に問題が生じた場合は「目標達成」に必要な「目標達成能力」なのでその能力を高める機会として喜ぶようにしよう。

第4の習慣  WIN-WIN を考える

WIN-WINとは他の人と相互に影響を与え、相互に利益を得る姿勢が大事です。相互利益を生み出すには大きな勇気と思いやりが要求されます。全ての対人関係において成功するための五つの柱があります。

1.人格 【誠実】全ての人を満足させる
2.信頼関係 
3.合意
4.システム 競争でなく協力させる
5.プロセス

第5の習慣 理解してから理解される

相手の話を感情移入して聞く。誠心誠意相手の身になって話しを聞く。「私の時代は〜」のような自分の自叙伝の話し方はNG。解釈するのもNGです。など話しの聴き方も非常に細かく説明されています。
4つの方法が示されています。

1.話の中身を繰り返す 息子「父さん学校嫌だよ」 父「学校嫌なんだね」
2.話の中身を自分の言葉に置き換える 息子  「父さん学校嫌だよ」  父 「そうか学校行きたくないんだ」
3.感情を反映する 息子「父さん学校嫌だよ」父「なんだかイライラしているね」
4.内容を自分の言葉で感情もプラスして言う 息子「学校嫌だよ」父「学校行きたくないなんて、なんだかいらしているね」

以上のように相手に精神的な空気を与えることができて本当に聞いている、理解しようとしていることが相手に伝わる。よって良い信頼関係ができる。人は理解されたいので理解するのにどれだけたくさんの時間をかけても必ずそれを上回る信頼が得られます。まず相手を理解する。問題が起こる前に評価したり処方したりする前に自分の考えを打ち出そうとする前にまず理解する。

第6の習慣 相乗効果

二人の人が同じ意見を持っている時、それは相乗効果でなく余分なのである。相乗効果の本質は相違点に価値を置き、尊重し、強みを伸ばし、弱点を補うことであります。違う意見を得ることこそが人間関係のもたらす利点だということに気づくことです。

「同一」と「一致」は違います。本当の「一致」とは相互に補完することで「同一」になるということではなく本当の意味での「同一」は想像力もなくつまらないものであります。相乗効果の源は相違点を尊ぶことであります。自分の経験だけではデータ不足になってしまいます。

第7の習慣 刃を研ぐ

第1から第6の習慣を実行するには心と体が健康でなければならない。

   肉体・栄養のある食事、定期的な運動
   精神・瞑想する、自然に接する、良い音楽を聴く
   知性・優れた読書をする、書くことをする
社会、情緒・コミュニケーションをする

以上の四つをバランスよく磨く。どれか一つ欠けてもだめです。

まとめ

会社、家庭、個人、人生の全てに成功する原則が書かれています。3000万部のベストセラーで今なお読み続けられているのは時代に色褪せない一貫した真理だからであります。圧倒的な説得力で間に挟まる物語も楽しめます。何度も読み返すに足る内容です。どうして学校の教科書にならないのか不思議なぐらい人生のバイブルです。

著者 スティーブン・ R・ コヴィー コヴィーリーダーシップセンターの創立会長。世界各国の政府や企業のリーダーに対して広くコンサルタントとして活躍。7つの習慣をはじめとする著作はいずれもミリオンベストセラーを記録し世界に大きな反響を巻き起こしている。英国のエコノミスト誌によればコビー博士は世界で最も影響力のあるビジネスの思想家として評価されている。

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