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感情的な人に負けない本 和田秀樹 要約

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はじめに

周りにイライラしている人がいる時、「何とかならないものか」と思いますよね。本書は何とかなる本なのです。

感情というのは行違うとトラブルのもとになります。自分が被害者になるばかりでなく、その気がなくても加害者になることもあります。

そんなときのために日頃の心のトレーニング、心の対処法や、会話法、気持ちの切り替え方を解説しています。

わけのわからない人から身を守ろう

日常生活で身の回りに不機嫌な人は多いです。こちらは何もしていないのに相手のイライラ、不機嫌をただ受け止めるだけでは理不尽です。こちらから反撃できないとなると方法は相手の怒りを素通りさせてしまうのです。自分の心で受け止めず、後ろに抜けさせるのです。

「また始まったな」とやり過ごす。「馬鹿は相手にしない」という気持ちも大事です。

不機嫌を隠そうとしない人間は精神的に未熟ですし、論理性のないバカなのだと思えば、「そういう馬鹿をまともに相手にするとこっちもばかになる」と考え直すこともできます。

感情をコントロールするトレーニング

感情攻撃を仕掛けてくる人間は相手の反応に注目しています。とにかく無表情に徹しましょう。うっかり挑発に乗ったりすると相手の思うツボです。

嫌いな人が目の前にいれば憂鬱になるし、イライラしてきます。イライラしてきたらそういう時は「さあ、来たぞ」と思ってください。「来た、来た、私の頭がカッカし始めた」と思ってみることです。これはメタ認知と呼ばれる方法です。ちょっと距離を置いて自分をみることです。そうすることで怒りがちいさくなります。

感情攻撃してくる人の感情が冷静に読めれば挑発に乗ってしまう心配はありません。

ムッとした時に口を開けばどうしても詰問口調になります。そこで「ん?」と一拍置いて相手の言葉を待ちましょう。それができれば最悪のケースは避けられます。ここで余裕が生まれてあなたは相手の感情攻撃から身をかわすことができたのです。ポイントは第一波攻撃をかわすことです。

第二、第三波の感情攻撃が来たら「ちょっと待ってください」です。無視されても「ちょっと待ってください」です。これで大抵は攻撃の手を休めます。

こっちの怒りが膨らんできたら深呼吸です。深呼吸すれば一拍の間が生まれるので冷静さが戻ります。

何をいわれても「言い返さない」という作戦

感情攻撃がガンガン来た場合、余計な反論はしないことです。相手は言うだけは言わないと怒りが治りませんから一定時間は罵詈雑言が続きます。感情の嵐はやり過ごすしかないのです。

「何でここまで言われなければならないのだ」と、ここまで来たら「そうかもしれませんね」と降参して煙に巻きましょう。

負けたフリをすることも頭の中に入れておきましょう。

打たれ強さを育てるチャンスだと考えましょう。

感情攻撃してくる人の顔は醜悪なものです。そこで言い返すとあなたの顔も同じように醜悪な顔になってしまいます。

相手の怒りから身をかわす法

女性の感情攻撃は理屈が通じません。訳がわからない状態になったら「この人と私の間には深い川がある」と思いましょう。これくらいの断絶をイメージするとほとんどの感情攻撃に耐えることができます。

相手の感情攻撃がガンガン来ているときは相手の距離です。ボクシングのクリンチのように相手の懐に入るのです。どうするかというと、意見を聞いてみるのです。相手の攻撃に「確かにそうだ」と答えます。こういった間合いの詰めかたもテクニックです。

もう一つ、何を言われても冷静でいられる方法があります。それは要所で短く「いいえ」とだけ返事するのです。あくまでその一言だけです。

感情攻撃してくる相手に言い訳は絶対禁物です。

物理的に1ミリずつ遠ざかってみましょう。精神的に落ち着くことができます。

日常生活に応用できる感情トレーニング

説教されているときは、感情トレーニングの格好の舞台です。相手の説教に納得しているポーズをとりましょう。小さくうなずく、しおらしくしていると、相手は話のネタが切れて手を打ってくれます。

しつこい愚痴にはしつこく相槌を打ちましょう。相槌を打っているうちは味方ですから喧嘩腰にはなりません。相手は疲れて自分から打ち切ります。

他人の悪口を聞かされた時はよく聞き、そして聞き流します。相手は同調を求めてきますが悪口に反対も賛成もせず理解を示す言葉を並べるだけでいいです。

話はよく聞き、聞き流すというのは大人の態度です。

人は悪い方へ考えるクセがある

人間はそのときの気分に合ったことを思い出すというクセがあります。幸せな時は幸せな思いが甦ります。心理学で「気分一致効果」と呼びます。嫌なことがあれば嫌なことを連鎖反応で思い出します。

自分の考え方をセルフチェックして考え方が悲観的だったり、他人に悪意ばっかりもっていることに気付いたら注意してください。

物事を悪い方へと考えないためには一旦打ち切るのが正解です。

失敗したら、あっさり「運が悪かった」と諦めることです。

成功した時は実力と思いましょう。

心を落ち着かせるコツ「何ごともシンプルに考える」

・良いことがあったら素直に喜ぶ習慣をつけましょう。

・他人の言葉の裏は読まなくていい。

・人間は喜べば勝ち

この習慣さえ忘れなければ感情トレーニングは着実に実を結んでくれます。

事実だけ受け止めましょう。起きていないものにあれこれ考えても全て仮定の話し。気を回していることにしかなりません。

嫌なことはすぐ忘れる生き方

忘れるトレーニングをしましょう。

はじめは楽しいプランを考えて、旅行や趣味など予定を立てて具体的なスケジュールを決める。嫌なことがあったら嫌なことを思い出している暇がないくらい楽しい計画を立ててしまいましょう。

自分の嫌な話に他人を巻き込むことはやめましょう。自分が思い出してしまいますし、主観も客観的事実に仕立ててしまいます。嫌なことがどんどん膨らみます。

嫌なことを忘れずに悩むことは相手の思うツボです。

普通に生きて普通に忘れましょう。嫌なことは日常茶飯事です。大げさに受け止めたら大げさなことになります。

トラブル、クレームを避ける賢い応対と話術

カチンと来たら苦笑いでごまかしましょう。決して反論してはいけません。

相手のクレームは「ここは我慢するしかない」と覚悟しましょう。クレームから身を守る方法はそれしかありません。トラブルに発展させないためには余計なことを言わないことです。

いつもリラックスでいこう

感情トレーニングは初めは大変ですが続けていくうちにだんだん楽になってきます。そうなると自信もついてきます。

今日から肩の力を抜いてみましょう。

やればやった分だけ楽になれるのが感情トレーニングです。

まとめ

感情的な人を相手にするときはどんな場合でも言い返すと負けです。本書は感情攻撃の対処法が具体的に説明されています。感情攻撃から身を守るには普段から受け流す考え方のトレーニングが必要です。相手の感情攻撃に反応しなければ価値なのです。いつでも役立つ処世術が学ぶことが出来ます。

著者 和田秀樹 精神科医

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