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君に友だちはいらない 瀧本哲史 

「君に友だちはいらない」

だからといって「一人でなんでもやっていけ」と言っているのではなく、これから能力のあるものだけが生き残っていく社会において、「友だち」という馴れ合いの関係で連んでいるとコモディティ(日用品)化してしまうよ、と警鐘を鳴らしています。

学生時代に不良グループにいると人間性は真面目な子でも素行が悪くなってくる。

親からも「あんな子と遊んじゃダメ」と言われることも経験したことがあると思いますが、それというのも、

人は集団に染まってしまう

ということです。

ビジネスにおいて友達のような馴れ合いの組織ではこれからの時代、あっという間に淘汰されてしまいます。

各業界でもリードしているのはプロ集団です。

気が合う仲間で組織するのではなく、ミッションを遂行するには役割が重要であることを著者は主張します。

人間は合理的に動いていない組織に長期間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応することができなければ精神を病むことになる。順応しきってしまった人は自覚症状を持つことができないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。

君に友だちはいらない p80

組織作りは勘や経験で作るものではなく、しっかり作り方を学ばなければなりません。本書は詳しく解説しています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーでの熾烈な競争環境を経験した著者が、優れた組織とはいかなるもので、どのように作っていけばいいのか、更にその組織を大きく育てるにはどのような人物と繋がっていくべきかを明確に指摘しています。

人を選別するだけではなく、組織作りには人望がないと人は寄ってきてくれません。

では魅力ある人間とはどういうものかも述べています。

1人の人間が組織を作って成果を挙げるまでを本書で全てが分かります。本書の副題は

「The Best Team Approach to Change the World」世界を変える最高の組織です。

「秘密結社」「ゲリラ集団」という独特な表現で書かれているので、お堅いビジネス書とは一線を画し読み進めやすく、それでいて確固たる組織論を展開しています。

本書を読むと人の繋がりを考えさせられ、TwitterやFacebookやinstagramのアプリを削除してしまう危険性があります。

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